210617_褪せない世界

 

 

 

二宮くんへ

 

お誕生日おめでとう。今年で38歳。出会ってから随分と時間が経ち、自分もそれだけ歳を重ねている事実に驚きます。


この間、真剣に自分の年齢がわからなくなってしまって「あぁ、年齢がどうでもよくなってきたのかな」と思いつつ、30歳という年齢が徐々に近づいてくるのに、ちょっと怖さも感じます。二宮くんはどうですか?歳を重ねることに怖さを感じますか?おそらく、年齢なんか気にせず、生きていそうですね。去年に続いて申し訳ないんだけど、顔は洗顔フォームで洗ってほしい。もしくは、冬場だけでも保湿してほしい。皮膚を感じたいのはわかるんだけども。

 

 


休止を発表された日から「2021年って本当に来るの?」って思ってたんだけど、狂うことなく平然とした顔でやってきて、半年が経つらしいです。来るのが怖いなと思っていた日々ですが、そんなの予想の範疇にすぎず、思ったよりも楽しい時間を過ごしている自分がいます。本当にありがとう。

 


でもその反面、燃え尽き症候群なのか、前ほど熱を持てなくなった自分もいます。これは二宮くんや嵐に限らず、ジャニーズ全体に対してです。自分でも戸惑ってます。


嫌いになったなんてことはなく、見かけたら「可愛い、愛おしい、やっぱり好きだな〜」ってなるんだけど、常にチェックするのはだいぶ減りました。ずっと走り続けてきて、息切れしやすくなった、そんな感覚。「推せるときに推せ」は、推しに何かがあった時だけではなく、自分が変化がしたときのための言葉でもあるかもね。

 


アラフェスを見て、大晦日のライブを見て、そしてNetflixを見て。思うことがたくさんありました。この演出がどうとか、挨拶の言葉がどうとか、曲のセトリがどうとか。何度かまとめようと思ったけどできませんでした。綴ることであの時の気持ちが、文字に代替えされてしまうような気がして。書けば書くほど陳腐に見えてくるんです。もしくは、過去のものになってしまうのも嫌だったのかもしれません。

 


ただ、半年経って思うこともあります。仕事をしているとき、気分を上げようとApple Musicを立ち上げる。月曜日に更新される「Get Up! Mix」には必ず嵐がいる。私へのおすすめを選ぶと、嵐の曲が流れる。流れてくるメロディーに、思わず頬が緩むのがわかる。「音楽は終わらない」今年に入って何度思ったんだろう。狡いなぁと心で呟きつつ、あなたたちからの大きすぎる愛を痛感しています。本当に本当にありがとう。

 


二宮くんの誕生日なのに、嵐への想いを話しちゃったね。ごめんね。でもね、二宮くんに伝えたかったんだよ。だって、あなたは嵐の二宮和也だから。

 


2021年も残り半年。YouTubeに映画に、忙しい日々がはじまるのかなと思います。それでも、二宮くんらしく健やかに生きていてほしいと、ただただ願うばかりです。


38歳も二宮くんがたくさん笑える、素敵な一年になりますように。そしてまた会える日を願って。